5月10日 合同礼拝「母の愛ソロモンの知恵」

2人の女性が赤ちゃんを産んだ。一人の女性は、寝ているときに赤ちゃんが死んでしまったことが分かり、もう一人の女性の下で寝ていた赤ちゃんと死んだ赤ちゃんを取りかえた。朝起きて自分の子に乳を飲ませようとしたら、子どもが死んでいて自分の子どもではなかったので、生きている子どもが私の子どもだと主張したところ、「いいえこの子は私の子です」と言われ、王の前で言い争った。そこで、ソロモン王は、剣で赤ちゃんを2人にわけるため、半分に切ることを命じた。本当の母親は、その子を生かしたまま、相手に渡すように願い出て、ソロモン王は、本当の母親を当てて、その子を返すように伝えた。この裁きを聞いてイスラエルの人々は、ソロモン王の知恵は、神の知恵が王のうちにあって、正しい裁きを行うと、王を畏れ、敬うようになった。この話を真剣に聞いていた子どもたち。「そんなことしたら死んじゃうよ」と「半分にしちゃだめだ」と言い出しました。それでも、切られずにいたことでホッとしていました。命にかえてでも、わが子を思う母の愛情を感じたのではないかなと思いました。