1月31日 合同礼拝「善いサマリア人の話」

今日は、「善いサマリア人の話」を紙芝居を聞きました。「隣人を自分のように愛しなさい」のたとえ話です。ある人が追いはぎにあって、道で倒れていて、先生(司祭)がそこを通った時はその人を避けるようにお通りになったのです。同じようにレピ人も倒れた人を避けて通られましたが、旅をしていたサマリア人はその人に近づき、消毒をしたり、宿屋に連れて行って介抱をしたりしました。「隣人とはだれのことなのか?」と司祭は聞きましたが、イエス様は「だれだと思うか?」と聞き、「その人を助けた人です」と司祭は答えられて、イエスは、「あなたも同じようにしなさい」と伝えました。この紙芝居を子どもたちは、じっくり聞いていました。そして、道で倒れた人を素通りしていく人がいる時は心配そうに、助けられたときは安堵の表情で聞いていました。サマリア人は、異教の人だから、司祭たちからは好かれていなかったようですが、イエス様は分け隔てなくサマリア人を認めているという姿も司祭からは受け入れにくいことであったのだそうです。どの人にも平等に愛を与えることは、どの時代でも大きな課題なのですね。