3月30日 春

昨日は、ただいま2年生の後に、3月末に退職される先生に会いに、たくさんの卒園児が集まりました。皆、大きくなっていて、成長を感じました。ちょっとした同窓会にもなり、大きくなった卒園児も楽しそうに過ごしていました。

今日は、2年ぶりに4代目園長を勤めてくださった糟谷恭先生のお墓に挨拶に行ってきました。初めてお会いしたのは、糟谷先生が76歳で、のぞみ幼稚園の園長先生になってくださることが決定した時には、心強く、母のようであり、祖母のようであり、共に働いていた時間は在職していた教員にとってかけがえのないものでした。昇天されて7年がたとうとしています。お墓のまわりには、ところどころに今ではめったに見られないつくしが顔を出し、讃美歌「つくしのように」を口ずさみ糟谷先生の笑顔を思い出しました。そのあと、鷺ノ宮駅近くにある寺院の桜「東日本大震災鎮魂の桜」を観ました。福島県の三春滝桜の子孫が美しく咲いていました。そして少し行ったところでは桜の下にタンポポが咲いていました。のぞみ幼稚園の年長さんが、昔、「♪どんな花よりたんぽぽの花をあなたにおくりましょう」という歌を歌っていたのを思い出しました。なかなか主役にはならないけれど、この彩あってこそ、美しさが引き立つのだと思います。縁あって繋がって思いや考え方を受け継いでいく、のぞみ幼稚園の歴史を創っていることに気持ちが引き締まりました。今年ものぞみの園庭の桜は美しく咲いています。新年度を前に心を入れ替えることができました。