10月24日 合同礼拝「サムエル」・杉並区視覚障害者協会手話サークルCS来園

 300年前にイギリスの画家が描いた「サムエル」の絵を見ながらお話を伺いました。そして豊吉先生が描いたサムエルさんと老牧師のエリさんの絵でサムエルさんの話を聞きました。サムエルさんは素直な心でエリさんのもとで神様に仕えており、夜寝ていた時に「サムエルよ」という呼び声を聴きました。サムエルはエリさんに呼ばれたと思ってエリさんのもとに走っていきましたが、エリさんは「私は呼んでいない」と仰られました。3度同じ事が起こり、「もしまた呼びかけられたら『主よ、お話しください。僕は聞いております』と言いなさい。」と仰られました。サムエルさんは、その通りにして神様のお話を聴くことができました。神様の呼びかけは準備ができている人には聴こえてくることを教わりました。たしかに興味がないことは耳に残りませんが、興味があれば話が自然と頭に入っていきます。そういうことではないかとも思いました。

 杉並区聴覚障害者協会から手話サークルCSの方がいらして、歌「さんぽ」「どんぐりころころ」の手話を教えていただいたり、挨拶の手話を教えていただいたりしました。また、赤ずきんの手話劇も観せていただきました。最後には感謝を込めて「小さな世界」を年長児が手話付きで歌い、見ていただきました。感情をこめて手話をし歌っている姿に感動しましたという言葉をいただきました。