11月2日 木育 箸完成!
今日は、木育がありました。Tree to Greenの伊藤さんが来園し、箸つくり完成の日を迎えました。木にはいろいろな種類があること、木の特性によって用途が変わることなどを知りました。のこぎりで切って香りを嗅がせていただきました。みんなが「いいにおい」と言ったひのきは、「水に強いからお風呂作りに使われるよ」ケヤキを切る時に伊藤さんが苦戦していて、どこからともなく「頑張れ」の声援が。ようやく切った木片をかいでみると「なんかくさい」と香りは子どもたちに不評でした。「ケヤキは臼に使われたり、大太鼓に使われるよ」クスノキは「強い匂いがする」と子どもたちは言いました。好き嫌いが分かれましたが、「防虫効果があるんだよ」と教えてもらいました。実際手に取り見て嗅いだ木片だからか心に残り、「ヒノキで作ったお風呂に入りたいな」と帰るときに言う子どももいました。とても物知りになりました。箸で使用した木は、70歳くらい生きた木で、香りがあまりないことも知りました。この木は箸になって何年道具として生きれるでしょうか。大切にすればするだけ長く生きていくことができると教えていただきました。
小さい石のついたやすりで削り、水で拭いてからさらに細かい石のついたやすりで削り、最後はこめ油を塗りました。途中に木の話も加わり、1時間30分、木育にどっぷりつかった時間を過ごしました。週末持ち帰り、共に箸を製作してくださったご家庭もあり、「(父、母、姉)が作ってくれたの。すごいでしょう」の家族自慢も聞くことができました。終了後、はんだごてで、焼き印を描いて持って帰る子どもも多くいました。ご協力くださり、ありがとうございます。味わいのある手つくりの箸、ぜひ、ご活用ください。3回にわたり、今年度、木育を行いました。伊藤さん、どうもありがとうございました。