1月31日 卒園制作(木育活動)・じゃがいも植え付け

 今日は、3学年一緒に朝から過ごしました。礼拝後は年少児はホールや戸外で遊び、年中児はじゃがいもの種芋をのぞみ畑に植え付けに、年長児は卒園制作のため木育活動に分かれました。じゃがいもの種芋は半分に切って炭をつけて植え付けます。年長になったらおいしいカレーが作れますようにと願いを込めて植えていました。年長児は卒園制作で箱を作ります。その木箱の指導をTree to Greenの伊藤さんが引き受けてくださいました。子どもたちは、長野県木曽産のヒノキの香りを嗅いで、木について学びました。木は皆同じように見えても種類ごとに特徴があることを、持参していた小田原産のクスノキの香りも嗅ぎ、その違いを体験を通して知ることができました。木材のやすりかけはどうして行うのか、トンカチはどう使うのかなど話してくださり、最後に、木は地球にとって大切なものだということをスケッチブックを見せながら分かりやすく説明してくれました。自分たちが作る目の前にある箱の材料を燃やすと二酸化炭素がサッカーボール20個分くらい排出することなど、驚きながら聴いていました。自分たちの作ったものを残していく誇りと、小さい子が怪我しないようにやすりをかけなくてはという意識が育っており、前向きに取り組んでいました。

 帰る前はリクエストがあった大型絵本「せんろはつづく」を読み聞かせてもらいました。