2月4日 言葉遊びの教室

 今年度は、子どもの言葉が乱れてきていることを受けて、日本語の美しさや響き、リズム、楽しさを感じ、言葉を様々な形で表現していく楽しさを知り、奥深さを感じてほしいという思いから、様々な環境を準備して学んでいます。今日は、言葉遊びの教室として俳句の先生に来ていただきました。夏の俳句、冬の俳句と楽しみながら今回は3回目で、子どもたちも意欲的に、俳句で隠した言葉を当てようと様々な言葉を見つけ出します。「しづかなる ひとのうばへる 歌留多かな」という先生の句の歌留多の場所を隠し、そこを当てました。「こころ」「ゆめ」「たべもの」「ぼうずめくり」などなど様々な言葉が出ました。新年の遊びの季語には、こま、はねつき、すごろくなどがあり、春の遊びの季語にはたこあげ、ぶらんこ、しゃぼんだまなどがあることや、季語はどんどん増えていくものであり、みんなが新年にやり続ければ、それが新年の季語に替わることもあることを教わりました。日本の歌は、5文字、7文字でできているものが多いことも、歌いながら数えて実感し、感動する姿もありました。

 年長児が作った俳句かるたで最後は遊びました。50句の俳句かるた、どれも幼稚園の出来事が詰まっていて、句の途中でカルタが取られても最後まで読んでほしいと思うくらいに素敵なカルタになりました。