11月9日 お茶の時間・研究保育

 今日は、園児のお母様が茶道のお点前を見せてくださいました。着物の柄の意味、お茶の季節のこと、畳の掃除の仕方や茶壷のことなど教えてくださり、「茶壷」の手遊びをやってみたり、「ずいずいずっころばし」の歌ったりして意味も知りました。お辞儀の「真・行・草」を教えていただきました。お茶の飲み方なども教わり、そこに相手への気遣いもあり、自然とそういった言葉も学ぶことができたようです。最後は真のお辞儀で感謝の言葉を述べて、おしまいとなりました。そのあと、有志の子どもが自分でお抹茶を点てたいということでお茶の点て方を教わり、実際にお抹茶を点てていただきました。注意することの一つ一つが道具を大切に扱うことだったり、他者に対する思いやりだったりするので「なるほど」という声や、気を付けようとする気持ちが見られました。

 午後は年中児だけお弁当をもってきていただき、園内で研究保育を行ないました。「木」の製作を行いました。ハサミの使い方、説明の伝え方の理解など、子どもの躓く部分を知ることができました。また、自分たちでやれることはやろうとしたり、周りを見て気づいて動くことができたり、子どもたちの成長を感じました。